【マスカーテープ】養生の目的や期間は？おすすめの正宗をご紹介

養生の目的

塗装工事で養生を行う目的は、「対象物を汚れと塗料の飛散から保護する」ことと「塗装をキレイに仕上げる」の二つです。

それぞれの重要性は、次のとおりです。

対象物を汚れと塗料の飛散から保護する

工事中は、塗料や汚れが飛び散ることがあります。塗料や汚れが飛び散ると、掃除や修正に時間とコストがかかるだけでなく、隣人の家や車に飛び散ればトラブルに発展するため注意が必要です。

塗装工事を行う前に対象物をシートで覆っておけば、作業中に対象物が汚れたり塗料がついてしまったりすることを防げます。

塗装をキレイに仕上げる

筆を使って塗料を直線に塗ることは難しく、技術が必要です。塗る必要のないところや塗料の色が変わる境目のところにマスキングテープを貼っておけば、失敗する心配がなく、直線もキレイに出せるためクオリティの高い塗装に仕上げられます。

養生の期間

塗装が完全に乾いてしまうと、マスキングテープと塗料が一体化し、テープを剥がすときに一緒に剥がれてしまうので、マスキングテープは「塗料が半乾き」のときに剥がします。

塗装工事の内容と塗料の種類によって養生の期間は異なりますが、養生を施す場所とそれぞれの期間の目安は次のとおりです。

• 窓：4～8日間
• 車：3日間から
• 玄関、ベランダ、下屋根：8～9日間
• 塗料の塗り分け部分：約7日間
• 建物全体：足場仮設と足場解体を含め約11日間
• 塗料回り、通路：約9日間

おすすめのマスキングテープ「正宗」のご紹介

建築塗装用のマスキングテープをお探しなら、カモ井加工紙株式会社が販売するマスキングテープ「正宗」がおすすめです。

こちらでは、マスキングテープ「正宗」の特徴と推奨する被着体、使用する際の注意点をご紹介します。

「正宗」の特徴

マスキングテープは剥がしやすい反面、剥がれやすいこともありますが、「正宗」の粘着剤には適度な粘着力があり、剥がしやすさとのバランスが絶妙です。直線性と見切り性に優れ、テープの背面の密着性もよいので塗料が飛散することもありません。基材にも強度があるため、作業後に剥がすときも紙切れすることが少ないです。

「正宗」の詳細

「正宗」の推奨する被着体

「正宗」が推奨する被着体は、サイディングボード（凹凸調）、長尺塩ビシート、ALCパネルです。

使用上の注意

アルミ表面が劣化していると、剥がれづらく糊が残ってしまう可能性があり、発泡している塩ビクロスの場合は、クロス表面を傷つけやすいのでご注意ください。また、鋼板の塗装が硬化していない状態で「正宗」を貼ると変色するおそれがあります。